2024年11月号|特集 吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ
⑪The Sidewinder|バッパーズ十八番名曲図鑑
レビュー
2024.11.18
「The Sidewinder」リー・モーガン 収録アルバム
『The Sidewinder(The Rudy Van Gelder Edition Remastered)』Lee Morgan[Track1]
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吾妻光良がヴォーカリーズで歌う抱腹絶倒ヴァージョンのオリジナルがコレ!
ジャズ・ロック、さらにはクロスオーヴァーやフュージョンの先駆となったのが、リー・モーガンが1964年に吹き込んだ「The Sidewinder」だ。リー・モーガンはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズ出身のジャズ・トランペッターで、メッセンジャーズ時代からハード・バップを得意としていた。この「The Sidewinder」は、8ビートを大胆に取り入れグルーヴ感たっぷりに演奏されていく。これぞまさしく“踊れるジャズ”。同名のアルバムも売れに売れ、全米チャートの25位を記録。ジャズでこれだけのセールスを記録したのは、まったく異例のこと。ジャズでは珍しくシングル盤でも発売されたほどだ。
文/小川真一
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