2024年10月号|特集 和ジャズ

⑯森山浩二/山本剛トリオ『ナイト・アンド・デイ』|渡辺康蔵(ジャズメガネ)が選ぶ「和ジャズ」名盤22

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レビュー

2024.10.23

文/渡辺康蔵(ジャズメガネ)


森山浩二/山本剛トリオ
『ナイト・アンド・デイ』

1975年12月16日録音(TBM-58)


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1. 夜も昼も
2. ザ・モア・アイ・シー・ユー
3. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
4. マイ・フーリッシュ・ハート
5. フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ
6. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
7. バイ・バイ・ブラックバード


山本剛トリオを従えてコンガを叩きながら歌う、グルーヴするイカしたジャズヴォーカリスト

 楽器を演奏するジャズ好きは滅多にヴォーカルものを聴かないものだ。特に男性ヴォーカルともなると、『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』のあの一枚くらいが手元にあるくらいと言ったら大袈裟だろうか。



●渡辺康蔵 (わたなべ・こうぞう)
ジャズ・プロデューサー、ミュージシャン、作家。早稲田大学モダンジャズ研究会、日本コロムビアを経て、ソニーミュージックで日野皓正、ケイコ・リー等のプロデューサーとして活動。’22年よりフリーランス。山本剛トリオや山下久美子をプロデュース。また、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズのサックスを結成当初より担当。著書にミステリー短編集『ジャズ・エチカ〜ジャズメガネの事件簿』(彩流社)がある。

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