2024年10月号|特集 和ジャズ
③戸谷重子+今田勝トリオ『戸谷重子+今田勝トリオ』|渡辺康蔵(ジャズメガネ)が選ぶ「和ジャズ」名盤22
レビュー
2024.10.3
文/渡辺康蔵(ジャズメガネ)
戸谷重子+今田勝トリオ
『戸谷重子+今田勝トリオ』
1972年10月17日、18日(TBM-11)
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1. 明るい表通りで
2. 我が心のジョージア
3. キャント・ヘルプ・ラヴィン・ダット・マン
4. タッドのブルース
5. 自由への賛歌
6. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
7. コール・ミー・イレスポンシブル
8. イエスタディ
ヴィブラートが少ない伸びのある声と、ゴスペル的な歌い回しが特徴のヴォーカリスト
私事で恐縮だが、1972年、高校一年生の時、すでにジャズを聴き始めて大分経っていた頃、何故かこのアルバムを入手した。マイルスやコルトレーンなど買わなければいけないレコードがたくさんあったにも関わらずだ。
●渡辺康蔵 (わたなべ・こうぞう)
ジャズ・プロデューサー、ミュージシャン、作家。早稲田大学モダンジャズ研究会、日本コロムビアを経て、ソニーミュージックで日野皓正、ケイコ・リー等のプロデューサーとして活動。’22年よりフリーランス。山本剛トリオや山下久美子をプロデュース。また、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズのサックスを結成当初より担当。著書にミステリー短編集『ジャズ・エチカ〜ジャズメガネの事件簿』(彩流社)がある。
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